私たちは保安管理業務として下記のような点検作業を行っています。また、官庁立ち入り検査の立会や、お客様の社名、所在地、設備変更などが発生しましたら、その都度必要な事務手続きを行います。


月次点検

 原則として毎月1回、施設稼働中の設備点検を実施します。

設備条件により、点検頻度は毎月1回の他、隔月1回、3か月1回に延伸も可能です。(太陽光パネルは年2回)

 受電設備や電気使用場所の機器等に異常がないかを点検し、その結果を報告書としてお客さまへ提出し、内容を説明します。このとき、前回からの期間中に異常がなかったかどうかの問診を行いますので、気付いたことはお申し出ください。

 点検報告書は3年間分の保管が必要で、所定のファイルなどに保管する必要があります。


年次点検

 年1回、全ての設備を停電させて点検・試験を実施します。

保護装置が正常に作動するか、締め付け部に緩みや過熱跡がないかを入念に点検し、絶縁抵抗測定では漏電に至る可能性がある回路を発見します。また、定期的な清掃を実施することで受電設備を長期間に渡って良好に保ちます。(電気設備クリーニング業者との提携あり。)

  必要な条件が整い、お客さまの要望があれば停電頻度を3年毎に延伸することも可能です。(2年間は停電しない方法での点検を実施)

 報告書の扱いは月次点検と同様です。


臨時点検

 月次点検や緊急対応時に異常を確認した場合や、近くに落雷が発生した後などは必要に応じて臨時点検を実施します。場合によっては停電が必要になりますが、緊急措置のためご協力をお願いいたします。

 東日本大震災の後では、異常を発見した例が複数件ありました。落雷後の点検では、保護継電器の内部損傷を発見した例があります。

  不具合箇所の改修には工事が伴う場合もあります。その場合はお客さまから工事会社への発注扱いとなるため、費用が発生します。


竣工検査

 使用開始前の高圧機器について、外観点検の他、接地抵抗測定、絶縁抵抗測定、絶縁耐力試験、保護継電器試験等を実施し、設備に異常がないことを確認します。また、完了までの期間は施工状態などを確認するために工事中点検を併せて行います。

  竣工検査、工事中点検は新規だけでなく、機器や保護継電器の交換時も同様に実施します。

  竣工検査結果報告書は、永久保存となります。


緊急対応

 お客さまが設備を使用中に異常が発生した場合、委託先の電気管理技術者へ連絡をいただくことで緊急対応を行います。

 ・漏電遮断器が切れたまま入らない

 ・受電設備から異音が聞こえる

 ・自分のところだけ停電している  etc....

結果が急を要するものは、すぐに改修へ取り組んでください。

 ご担当者(連絡責任者)様が不在でもすぐに連絡できるよう、「緊急連絡系統図」は分かりやすいところへ掲示してください。

 写真は、照明が消えないとの連絡で深夜に対応したときのもの。

壁のスイッチが動かない状態であり、外してみたところ接続部付近で電線が焼損しているのが見つかりました。手直しの後、設計と施工不良が原因と判明したので対応策を講じるとともに大至急改修をお願いしましたが、改修実施直前に天井裏の電線過熱が断熱材に引火し、ボヤ騒ぎとなった例です。既設の配線を使用する場合は十分な容量確認が必要です。

(ブレーカー接続の配線は負荷の定格内でしたが、天井上の接続箇所から先は細いケーブルのままであったため、各所で過熱が生じていた。)